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Nara Period (710-794) 第一巻 雜歌 --------------------------------------------------------------------------------
1 [題詞]泊瀬朝倉宮御宇天皇代 [<大>泊瀬稚武天皇] / 天皇御製歌 [原文]篭毛與 美篭母乳 布久思毛與 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告<紗>根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曽居 師<吉>名倍手 吾己曽座 我<許>背齒 告目 家呼毛名雄母 [訓読]篭もよ み篭持ち 堀串もよ み堀串持ち この岡に 菜摘ます子 家聞かな 告らさね そらみつ 大和の国は おしなべて 我れこそ居れ しきなべて 我れこそ座せ 我れこそば 告らめ 家をも名をも [仮名],こもよ,みこもち,ふくしもよ,みぶくしもち,このをかに,なつますこ,いへきかな,のらさね,そらみつ,やまとのくには,おしなべて,われこそをれ,しきなべて,われこそませ,われこそば,のらめ,いへをもなをも [左注] [校異]雑歌 [元][紀] <> / 太 --> 大 [紀][冷][文] / 吉 [玉小琴](塙)(楓) 告 /沙 --> 紗 [元][類][冷] / 告 --> 吉 [玉小琴] / 許者 --> 許 [元][類][古] [KW],雑歌,作者:雄略天皇,朝倉宮,野遊び,演劇,妻問い,予祝,枕詞,地名,奈良
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[題詞]高市岡本宮御宇天皇代 [息長足日廣額天皇] / 天皇登香具山望國之時御製歌 [原文]山常庭 村山有等 取與呂布 天乃香具山 騰立 國見乎為者 國原波 煙立龍 海原波 加萬目立多都 怜A國曽 蜻嶋 八間跡能國者 [訓読]大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は [仮名],やまとには,むらやまあれど,とりよろふ,あめのかぐやま,のぼりたち,くにみをすれば,くにはらは,けぶりたちたつ,うなはらは,かまめたちたつ,うましくにぞ,あきづしま,やまとのくには [左注] [校異] [KW],雑歌,作者:舒明天皇,飛鳥,国見,予祝,枕詞,地名,動物,奈良,土地讃美,寿歌 -------------------------------------------------------------------------------- 3
[題詞]天皇遊猟内野之時中皇命使間人連老獻歌 [原文]八隅知之 我大王乃 朝庭 取撫賜 夕庭 伊縁立之 御執乃 梓弓之 奈加弭乃 音為奈利 朝猟尓 今立須良思 暮猟尓 今他田渚良之 御執<能> <梓>弓之 奈加弭乃 音為奈里 [訓読]やすみしし 我が大君の 朝には 取り撫でたまひ 夕には い寄り立たしし み執らしの 梓の弓の 中弭の 音すなり 朝猟に 今立たすらし 夕猟に 今立たすらし み執らしの 梓の弓の 中弭の 音すなり [仮名],やすみしし,わがおほきみの,あしたには,とりなでたまひ,ゆふへには,いよりたたしし,みとらしの,あづさのゆみの,なかはずの,おとすなり,あさがりに,いまたたすらし,ゆふがりに,いまたたすらし,みとらしの,あづさのゆみの,なかはずの,おとすなり [左注] [校異]梓能 --> 能梓 [元] [KW],雑歌,作者:中皇命:間人老,五条市,代作,弓讃め,狩猟,宴席,地名,枕詞,寿歌 |